【第15回】新NISAはいくらから始められる?無理なく続けるコツを整理してみた

NISA・投資

【この記事でわかること】

  • 新NISAは実際、月いくらから始められるのか
  • 無理なく続けられる積立金額の決め方
  • 少額でも続けると、将来どれくらいになるのか(シミュレーション)
  • 積立額の変更・中断など、よくある疑問への答え
  • 今日からできる、ちょっとした実践テクニック

「NISA、興味はあるんですけど、まとまったお金がないと始められないですよね?」

そんなふうに感じたことはありませんか。実はこれ、大きな誤解です。

今回は、新NISA(少額投資非課税制度〈=一定の金額まで税金がかからずに投資できる国の制度〉)を「実際にいくらから始められるのか」という、いちばん気になるところを整理します。

🔗 つみたて投資枠の上限(120万円)については、第11回の記事で詳しく解説しています。

あやの:NISAって、月に何万円も積み立てないといけないイメージがあったんですけど…。

にしやん:それ、よくある誤解なんです。実は多くのネット証券で、月100円からでも始められます。

あやの:え、100円でもいいんですか!?

まとまったお金がなくても始められる?

【結論】
新NISAのつみたて投資枠は、SBI証券・楽天証券など多くのネット証券で、月100円から・1円単位で積立を始められます。大切なのは金額の大きさよりも、無理なく続けられる金額で始めることです。

① いくらから始められる?

まず、代表的なネット証券の最低積立金額を見てみましょう。

証券会社最低積立金額設定できる単位
SBI証券100円から1円単位
楽天証券100円から1円単位
新NISAは月100円から始められる

⚠ 注意
最低積立金額や取扱商品は証券会社によって異なり、条件が変更されることもあります。口座を開く前に、必ず各証券会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。証券会社ごとの比較ポイントは、次のシリーズ(第16・17回)で詳しく取り上げる予定です。

新NISAのつみたて投資枠は、年間120万円(月換算で最大10万円)まで使えます(詳しくは第11回)。ですが、上限いっぱいまで使う必要はまったくありません。100円からでも、NISAの非課税メリット(=利益に税金がかからない仕組み)は同じように受けられます。

② 無理のない積立金額の決め方

「じゃあ、いくらから始めればいいの?」という疑問が次に出てくると思います。

結論から言うと、「これが正解」という金額はありません。大事なのは、その金額がなくても、生活が苦しくならないかどうかです。

お金は大きく分けると、①生活費(家賃・食費など)②緊急資金(いざというときのための備え)③余裕資金(投資に回せるお金)の3つに分けて考えることができます。積立に回すのは、このうち③の余裕資金からにするのがおすすめです。

無理のない金額の決め方

にしやん:目安としてよく言われるのは、まず1ヶ月分の生活費を「使う予定のないお金」として確保したうえで、余った分の一部を積立に回すという考え方です。

あやの:なるほど。いきなり大きな金額を決めなくてもいいんですね。

にしやん:そうなんです。少額で始めて、家計に慣れてきたら金額を見直す、というやり方で十分です。

積立金額は、証券会社のマイページからいつでも変更できます。まずは無理のない金額でスタートし、ボーナスが出た月だけ多めに積み立てる「ボーナス月設定」を使う方法もあります。

③ 少額でも続けるとどうなる?(シミュレーション)

「月1万円くらいの少額でも、意味があるの?」と思う方もいるかもしれません。ここでは、年利5%で運用できたと仮定した場合の目安を見てみます。

⚠ これはあくまで一定の利回りを仮定した試算です。実際の運用成果を保証するものではありません。投資信託の値動きにより、元本を下回ることもあります。

積立期間積立元本(累計)資産の目安
(年利5%と仮定)
運用益の目安
5年約60万円約68万円約8万円
10年約120万円約155万円約35万円
20年約240万円約412万円約172万円

(月1万円を積み立てた場合の試算)

少額でも続けるとどうなる?

💡 重要ポイント
期間が長くなるほど、運用益の伸び方が大きくなっているのがわかります。これは複利効果(=利益がさらに利益を生み出す効果)によるものです。少額でも、長く続けることに意味があります。

④ よくある悩みQ&A

Q. 途中で積立額を減らしたり、増やしたりできる?

A. できます。証券会社のマイページからいつでも変更可能です。

Q. 積立を途中でやめることはできる?

A. できます。いつでも停止できます。ただし、一度使った非課税枠(=税金がかからない投資の上限)は、売却してもすぐには戻りません。枠の復活ルールについては、第14回の記事で詳しく解説しています。

Q. ボーナス月だけ多めに積み立てることはできる?

A. できます。証券会社によっては、年2回まで通常額に上乗せして積み立てる設定が可能です。

よくある悩みQ&A

⑤ 実践テクニック

✅ ポイント

  • クレジットカード決済に対応している証券会社では、積立額に応じてポイントが貯まることがあります(還元率は証券会社やカードの種類によって異なるため、公式サイトでご確認ください)
  • 積立の頻度(毎日・毎週・毎月)を選べる証券会社もあります。管理のしやすさで選ぶなら「毎月」がおすすめです
  • まずは少額から始めて、家計に慣れてきたタイミングで金額を見直すのがおすすめです
今日からできる実践テクニック

あやの:じゃあ、まずは無理のない金額で始めてみます!

にしやん:それが一番大切です。金額の大きさより、続けられることを優先しましょう。

まとめ

✅ ポイントまとめ

  • 多くのネット証券で、月100円から積立を始められる
  • 金額の大きさより、「無理なく続けられること」が大事
  • 少額でも長く続けると、複利効果で資産が育っていく(利回りは保証されたものではない)
  • 積立額はいつでも変更でき、ボーナス月の上乗せも可能
ポイントまとめチェックリスト

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ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました😊

「少額からでも始められるんだ」と感じていただけたら嬉しいです。

この記事を通して、「いくらから始めればいいか」を少しでも理解していただけていたら幸いです。

次回もどうぞお楽しみに。

更新情報はX(@nisiyan__blog)でお知らせしています。よければフォローして、気軽に声をかけてくださいね。

本記事は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。内容は各証券会社の公表資料等に基づいていますが、条件は今後変更される可能性があります。正確な最新情報は、各証券会社の公式サイトでご確認ください。本記事は特定の商品や運用方法を推奨するものではなく、一般的な情報提供を目的としています。投資は自己判断・自己責任で行っていただき、個別の税務・投資判断に関するご相談は、税理士やファイナンシャルプランナーなど専門家にご相談ください。本記事は広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

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